履歴書に書く趣味ですが、当たり前の趣味を当たり前に書いていたら他の人と見劣りをしてしまいます。就活で趣味や特技をアピールして内定につなげましょう。
履歴書に特技や趣味を書く目的は?
転職する人の場合はあまり関係ありませんが、新卒の就職活動の場合は非常に大事です。今まで仕事の経験がないポテンシャル採用なので人間性を調べなければなりません。そこで履歴書の特技や趣味から話を広げて会社の仕事に合う人材か調べるわけです。
極論ですが、システムエンジニアの場合、趣味がマラソンとゲームを作ることだと後者のほうがぴったり合いますよね。
当たり前の趣味を履歴書向けキャッキコピーで書いてみる
キャッキコピーは様々な商品を一言で興味を持たせるためのものです。キャッキコピーを作るためには、どんな人に見てもらいたいか、その商品やサービスにはどんな特徴があるのかをしっかり考える必要があります。
読書や映画鑑賞、マラソンなど普通の趣味をそのまま書いても意味がありません。他に趣味がないんだなって思われてしまいます。では実際にいろいろ考えてみましょう。
普通の趣味や特技を履歴書で注目させる
読書や音楽鑑賞や映画鑑賞あたりで考えてみましょう。それぞれ実際にやるには次のような行動があるはずです。
- 読む本や映画や音楽を選ぶ
- 買う見に行く
- 実際に楽しむ
この行動を深掘りしてみましょう。本を選ぶときどうしますか?ビジネス書や推理小説やエッセイやライトノベルやミステリー小説いろいろありますよね。
本はどこで手に入れますか?図書館で借りる。本屋で買う。アマゾンで買う。
どこで読みますか?実際に読んだ感想は?なんでその本を選んだんですか?また読みたいですか?
このようなことを考えてみましょう。
アマゾンの人気ランキングや本屋さんの人気の本を買うという人は、常に最新の情報を仕入れて流行に敏感と考えることができます。
実際の本屋さんとアマゾンの人気ランキングとの乖離などがある場合は、その違いを意識して本を選べば本のマーケティングが特技と履歴書に書けますよね。
音楽鑑賞や映画鑑賞は人気の映画だけじゃなく、古い作品などがあります。そういう作品も楽しむことで、文化の掘り起こしが特技趣味です。とも履歴書に書けますね。
あとは質問されたらその内容を企業や募集職種に合わせて、回答すればいいんです。
趣味や特技を履歴書に書くのは自己PRのためを忘れないで
大事なのは趣味や特技をきっかけにどうやって自己PRに繋げるかということです。話が盛り上がっても、結局それが仕事に役に立つかどうかを面接管や書類選考する人事に伝わらないと意味がありません。
あくまで自分を知ってもらうきっかけなんです。そして、それがどうやって仕事に役に立つかということをしっかり考えていきましょう。自分がその会社で何をしたいかを自分の趣味や特技を使ってアピールすることをしっかり考えておきましょうね。
面接や履歴書で書いちゃダメ言っちゃダメな趣味や特技
政治や宗教や犯罪に繋がりそうなことはやめておきましょう。三菱樹脂事件という最高裁の判決では試用期間中の社員が実は学生運動をしていた。ということがわかり、本採用が拒否されました。
憲法上思想信条は個人の自由ですが、政治や宗教などの思想的理由で雇用拒否することは当然に違法になるわけではないと判決が出ています。
ですからわざわざ藪蛇にならないようにこのようなことを書くのはやめておきましょう。これはあくまで思想の部分ですので性別問題などはまた別の話です。
競馬などのギャンブルもやめておきましょう。純粋に馬が好きな人だっていますよね。しかし、お金が絡むことは書かないのが無難です。金銭感覚は大丈夫か?借金を抱えていないか。トラブルを起こさないかと思われてしまいます。
まとめ履歴書の特技や趣味の書き方キャッキコピーを意識内定に
音楽や読書映画鑑賞だって立派な趣味です。自身を持っていいんです。しかし、あまりにも当たり前すぎて、趣味がないのかな?っと思われてしまいます。
どれだけ好きなのか、それが仕事にどう役に立つのかを伝えるためにしっかり自分の趣味や特技を考えていきましょう。合コンが好きな人はイベント企画と調整が得意ですと言い換えることが出来ますしね。
せっかくなので当たり前の趣味かなと思ったらその趣味や特技の名前を使わずにキャッチコピー風にして書類選考を突破しましょう。