嘘をつく社員の特徴となぜ嘘をついてしまうのか、そして、対処するときに間違ってしまうと逆ギレや自分を正当化します。そういった従業員を同僚や部下や上司に持った人へのアドバイス
なぜ嘘をつくのか
なぜ人は、嘘だとばれるとわかっていても嘘をつくのか。
意地悪をしたくて嘘をついている可能性もありますが、一番の原因は他の人からよく思われたい、または仕事などで高い評価をもらいたいために嘘をつくのです。
これは言い換えると、自分を守るために嘘をついていると言えます。
そのため自分が間違ったことをした時、認めたくないために他人のせいにするために、嘘を言う必要がでてきます。このように考えていくと、自分に自信がない可哀想な人が嘘をつくことに気がつきます。
おそらく嘘つき社員はこれまで失敗があっても、周りの方のサポートがある恵まれた環境にいたのだと思います。
環境が変わったときはじめて、自分と向き合うことができます。
嘘つき社員は自分のプライドを守るために嘘をつく
しかし、現実から目を背け、環境や他人のせいにすることで自分のプライドを保っている状態です。壊れやすいプライドを守るため、嘘に嘘を重ね自分一人で仕事ができるような錯覚に陥ります。
悲しいことですが、嘘をついている本人は悪気がないため、周りに不快感や嫌な思いをさせていることに気がつきません。もし気がついたとしても、自分のせいだと思うこともできないはずです。
社員の嘘に気がついていたら最初の対処はクリア
嘘つき社員の対処方法は、対処をする必要があると気がついている事が、もうすでに対処できています。そのことに気がついていることによって、接する対応や話すことを変えることができます。
心構えをして本人と話をします。話の内容が重大な決断はもちろん、他人のことを話したことは、きちんと内容を確かめます。話の内容が本当かどうかを話にでてきた方に、きちんと質問をして確かめます。
情報内容を確かめることで、嘘を信じ他の人と関係が悪くなることを避け、余計な心配がなくなります。
嘘をつく人の特徴は他人を信用できない
嘘をつく人ほど、実は他人を信用することができないです。仕事をさぼっているのではないか、いないときに悪口をいっているのではないかと被害妄想を持ちます。
なるべく仕事以外の話はしないようにすることも対処方法です。「嘘つき」ということは話す内容が、時間とともに変わっていきます。
言った・言わないで時間を取ってしまうともったいないです。何か話をするときや変更事項がある場合には、言葉だけではなく文字にすることで、自分を守ることができます。
少し手間は必要ですが、仕事の期限や内容など確認をとりながら進めていくことが対処方法です。嘘つき社員や周りの方からの信用につながります。
嘘つき社員を対処するときに気をつけること
再度本人に嘘の真相を尋ねようとすると、時間がないからと後にされ、あからさまに嫌な顔をされます。くじけそうになります。しかし、ここで終わりにしてしまうと、これから先も同じようなことがおきます。
関わることを面倒に思わず、きちんと話をして疑問を解決し、前向きに考えることが大切です。
実際に経験したのですが、一対一で向き合ったとき、嘘つき社員は顔色ひとつ変えることなく相手のせいにして自分を正当化します。
その場合は、議論などはせず丁寧に言い訳をききます。嘘をついていることを指摘すると、逆上して悪口を言われる可能性もでてきます。
これまでのやり取りの内容を自分なりにきちんと整理をして、話をすることが必要です。安易に賛成や否定をせず、結論を急がないようにすることが必要です。
また仕事の場合、嘘をつかれたまま進めると問題が起こる可能性があります。周りの方の話やアドバイスをしっかり聴き、最善の方法で切り抜けられるように物事をきめつけて考えないことも必要です。
この社員は嘘をついて自分を守ることがあると受けいれる
仕事を進めるチームとして信頼関係は大切です。大切だからこそ、同じようなことをして流されないように心がけ、日ごろから学ぶ姿勢を持って仕事と向き合います。
時間は必要かもしれませんが、きっと周りの方からの応援を得ることでき、嘘つき社員によってトラブルが起こったとしても乗り越えることができます。
心身を健康に保つためにも、嘘つき社員を無理に変えようとしなくて良いです。
こちらがうまく対応できるようになることが早道です。周りの方は、きっと見ていてくれます。応援してくれます。「人」と「人」とのつながりは、どのような仕事であっても必要なことです。信頼関係は、お金では買えません。これまで以上に信頼できる社員として会社に貢献することができます。
まとめ嘘つき社員の特徴と対処方法
縁があって同じ会社にはいり目標を共有した仲間からの嘘や、信用していた人からの嘘をつかれると人間不信になります。なぜ?という思いを持ったまま、その人を憎み、関わらないようにすることもできます。
しかしそれでは、今後人と付き合うことがつらくなり、信用することができなくなります。信用されるためには、人を信用する勇気を持つことが必要です。今回のように、嘘をつく社員と少しでも早く気がつくことができた時はむしろ被害が少なくすませることができる対処が打てると自分をほめてあげましょう。
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