独身や独り身だったら別にお金がなくても幸せっていいと思います。でも、子供がいたらお金がなくても幸せっていう親のエゴ価値観の押しつけてませんか?子供に自分の常識を押しつけてませんか?
お金がなくても幸せって価値観は本人だけならいい
お金がなくて幸せって、お金がない中で色々経験して、そのなかでお金がなくても幸せじゃんって学んでいくんですよね。経験からくる結論なんです。大人になって自分でお金を稼いで、その中でやりくりして、自分でコントロールできるから納得感があるんですよね。
しかし、お金がなくて幸せって結局、その幸せの形は自分の中だけだし、人に理解してもらうのは難しい。お金なんてあれば困るものでもないし。
まあ石油王みたいなお金持ちになったら、誘拐などの犯罪に巻き込まれてしまいそうなので、ありすぎても困るものかもしれないけれど。
子供にお金がなくても幸せを押しつけてませんか?
子供って自分でお金を稼げない。だからお金がなくて幸せって、どうやって判断するんでしょう。周りの友達は家族旅行にいったり、おもちゃやプレゼントを貰ったり、素敵な服を買ってもらったり。行きたい塾や習い事に通ったり。
そして、バイトが出来るようになったら自分の学費を稼いだり、生活費を稼いだり、進学を諦めたり。進学してもバイトで学校のサークルに入れなかったり、就職活動も生活費のためにバイトで忙しくてうまく就職活動が出来なくて。思い通りにならなくてつらい思いをしたり。
お金がないことで諦めることを習慣化させていませんか?
お金がないというのはお金が必要なことが出来ない。ということです。親は自分の選択をしてお金がなくても幸せかもしれない。でも、子供は自分で選択できずに、お金がないと出来ないことを諦めるしか無い。
もちろん、お金がなくてもできることもやればいいんですが。そもそもお金がないから選択ができない。諦めるしかない。
お金がなくても幸せって言葉で、無言のお金がかかることは諦めてねと思わせていませんか。親はそのつもりがなくても、子供は敏感に感じ取るものです。家にお金がないから我慢しよう。聞き分けがいいんじゃなくて、子供なりに気を使っているんです。
まとめお金がなくて幸せは本人だけで周りに押し付けない
選択の余地のない子供を、お金がなくても幸せという言葉で縛り付けていませんか?贅沢をさせればいいというわけではありません。我慢させることも大事な教育です。でも、子供にだって子供の気持ちがあることを忘れずに。「子供のため」って言葉を都合よく使っていませんか?老後はお金がかかります。子供に一切迷惑をかけずにいきていける覚悟はありますか?