ミスしてしまったことはしょうがない、人間誰にでもミスはある。仕事とというプレッシャーの中ではどこの会社でもミスはつきものです。誤字脱字や発注ミス、設計ミスなどなど。そんな時に怒鳴って叱る上司は無能です。ではどうすればいいのか。
ミス発覚後とにかく問題解決のための対処法を再優先
仕事にかぎらず、ミスはすでに起こった結果なので叱っても仕方がない。こんなミスしないと思っても起きたものはしょうがない。それを怒鳴って感情的にストレス発散するような起こり方はマジ無能。本来やるべきことはとにかく問題解決が最優先課題。怒ってもしょうがない。問題解決をするためには以下の項目を調べること
- 関係者関係部署に共有
- ミスした内容
- ミスが発生した時間
- 影響範囲
- 対処方法
- 対処に係る時間
不明な部分は不明で記載して現状を把握し、まずは伝える。これホント大事。あくまで淡々と報告するのが大事。感情部分を抜いて報告しないと勘違いして伝わる可能性がある。IT企業のバグやトラブルは特にスピード命なので起こってる暇なんてありません。
ユーザーや顧客やお客様などなど社内で収まらない問題は特に対応が遅れれば送れるほど怒りゲージが増していきます。そのためにとにかく上記を優先しましょう。
ミスの対処にたいして進捗を定期的に報告
対処方法がわかれば対処に係る時間がある程度見積もれると思います。進捗報告は対処方法と対処に係る時間が見積もれたら連絡しましょう。具体的な時間じゃなくて構いません。数分後なのか数時間後なのか数日かかるのか、目安を伝えることは大事です。
上司は部下のミスをカバーするか盾になるのが仕事
上司は起こるのではなく、今回起きた問題に対して、カバーできる部分をカバーする。もしくは社内や体外からの圧力から部下を守るのが仕事です。そのための管理職です。急かして仕事のスピードは落ちて新たなミスを呼ぶことはありますが、早く改善されることはありません。
すべてが改善して通常業務に戻ったら
改善されたら改善されたことを関係各所に報告。上記に上げた以外に以下を報告
- ミスした内容
- ミスが発生した時間
- 影響範囲
- 対処方法
- 対処に係る時間
- 復旧完了時間
この後にやっと今後同様のミスが起きないためにどうするべきなのかを本人にレポートさせればいいわけです。責任の所在をはっきりさせるのも大事ですが、同じ問題を起こさないための前向きな改善レポートにしましょう。
いちいち怒ってしまうと部下が恐れてミスを隠すようになってしまいます。ミスしても怒らずに淡々と処理する社風になっていれば些細なミスも報告に上がってきます。各自がしっかり対処して問題解決に走るようになります。
そのノウハウが集まって新しい人が入ってきても同様の問題が起きにくい、もしも同じようなミスが起きた時も対処が素早くできる。こういういい流れを作りましょう。
ミスした本人が一番反省しています。わざわざ怒って追い打ちを掛ける必要はありません。そんなものは単純に評価に反映するか仕事内容を調節するのが管理職の仕事です。淡々とミスも仕事のうちという心を大きくして受け止めましょう。