わからないなら相談して!新卒の新入社員や社会人ならなどはよく言われます。しかし、何も考えない相談をすると上司が困り、自分もいやな思いをするだけ。相談の仕方を学びましょう
いきなり困ってるという相談では上司も困る
典型的なだめな相談方法は、ただわからなくて困ってます。という相談です。
例えば、次のようにあなたが相談されたらどう思いますか?
- 営業でアポが取れなくて困ってます。
- エクセルがうまくできなくて困ってます。
- 企画書の書き方がわからなくて困ってます。
- おじいちゃんの介護がうまくできなくて困ってます。
このような質問をされたらあなたはどう思いますか?
困ってるのはわかった。でも何ができて、何ができないのかわからない。最初から全部説明しなければならないのか?となります。
上司や先輩には、何がわからないの?から聞かなければなりません。
あなたはだからアポの取り方がわからないって言ったのになぁ。全然人の話を聞いてないなと嫌な思いをします。
上司や先輩は新入社員や部下をずっと見ているわけではありません。超能力者でもありません。あなたの考えが全てわかるわけではないし、やり方は人それぞれです。
相談する時は問題点や原因と目的を報告
あなたが困っているのは上司はわかった。そして、わからないことを解決するためには、何ができて理解しているかを理解する必要があります。
自転車で例えてみましょう。
あなたがバイトや後輩なんでも良いですが、配達の自転車が使えなくて困ってます。と相談されたらどう思いますか?
使えないってどういうこと?鍵がないの?パンクしてるの?チェーンが切れているの?他の人が使う予定があるの?盗まれたの?
どれだよ!って思うわけです。もしかしたら別の問題があるかもしれません。
相談する人はなぜ使えないのかをわかる範囲で伝えることが大事です。
自転車が故障しているようで使えなくて配達ができず困ってます。と伝えれば、上司はじゃあお金渡すから修理に出してから配達してとなったり、他の自転車を使ってとなるかもしれません。
自転車自体が他の人をが使っていたら、使っている人たちに連絡して、いつ使えるか確認して。となったりします。
このようになんで使えないのかの原因や問題点をわかる範囲で調べて伝えることが大事です。
そして、自分の目的をしっかり伝えることでその目的にあった解決方法を上司や先輩が考えてくれるのです。
相談に締め切りや期限に重要度がある場合はしっかり伝える
しっかり、何で困っているか原因や目的をきっちり伝えた。解決方法を考えておくからまっててね。と上司や先輩にも理解してもらえた。これでホッとしてはいけません。
上司や先輩から見たら大した問題に思えないかもしれませんし、どれぐらい重要なのかがわかりません。
本人からしたら相談したからすぐ回答がもらえると思って待っていたら、全然回答が戻ってこない!どうしよう!締め切りや期限が迫っている!でも相談した上司や先輩に連絡が取れない。やばい!
こうなった時に、急いでいるならそう伝えろ!っと怒られます。
上司や先輩にも仕事があり、しかも部下よりも優先度が高いものが多いんです。だから、後回しにされてしまうこともあります。
だからこそきっちり、○日○曜日までに必要なので、明日までに教えてもらえますか。などしっかり締め切りを決めて相談をしましょう。
そうすれば、相談を受けた上司や先輩もそれまでに回答しなければいけないという締め切りが出来ます。
まとめ上司に仕事の相談するときのポイント
仕事の相談をするときは、何が原因で何がわからないかをしっかり把握すること。自分ができることわかっていることは伝えることです。
そして多くの人が、相談や仕事を依頼して満足し、大事ないつまでに回答をくださいの部分を言わないんですよね。しっかり締め切りもつけて相談しましょう。
困ったことの相談仕方でこいつしっかりしているな!仕事できるな!っと思われます。わからないのに仕事ができるって思われるのでぜひ実践してみてください。
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