どんな仕事にも大事な意味があります。お茶汲みやコピー、データの入力など単調だったりでも。上司が仕事の意味を伝えても本人が気が付かないと意味が無いですよね。自分がやっている仕事の意味ってなんだろうと考えてみましょ
些細な仕事が大きな仕事を支えている
お茶くみはつまらないっていう人は多いですよね。でもこれって本当はすごい大事な仕事なんですよ。初めて来社する人の緊張感を和らげる安心感を与える飲み物を出すお仕事です。
そのお茶を出す人が適当にお茶を出したらどうなるでしょう。この会社はお客様への対応が悪いなとなってしまいますよね。自分が営業をしていた時は受付とお茶をくれる人の態度などで会社の雰囲気を判断していました。
コピーだって大事な仕事ですよ。これがないと会議が進まないし、コピーしてくれる人がいるから他の仕事ができるんですよ。
こういう細かい仕事って誰かがまとめてやるから仕事が早く進むんです。コピーしといて~!!ってお願いすることもあるけれど、めっちゃ助かるんですよね。そこでその人が助かってるんだ!その人がやっている仕事に貢献しているんだって思うことだって出来ます。
でも仕事の意味って自分じゃわからない部分が多いですよね
上司はお願いしている仕事がどう役に立っているか伝えること
仕事の意味ぐらい自分で考えろ!って言われてもわかりませんよね。だってその先に何があるかなんて教えてくれないとわからないことだって多いんですから。
例えば何で毎日このデータ入力しているんだろう。って思った時に経理のデータなら決算で必要だなってわかると思うんです。
でもよくわからない書類を渡されて、これをエクセルでまとめてグラフにしておいてって言われたらさっぱりですよ。これをどんな意味があるか考えろ!ッて言われても困りますよね。
そこで上司は部下にしっかりと説明してあげるんです。説明の時間なんて5分もあればだいたいのことは伝えられるですから。
例えばこんな感じ、「この仕事はね。過去の企画のデータでまとめて欲しいんだ。これからやる新しい企画開発のために必要でね。このデータで売上予測やニーズを分析するために必要なんだよ。これがないと新しい企画の方向性が決められないから非常に大事なデータ入力なんだ。」
こうやって言われると、そうなんだそんな大事なデータなんだって部下はミスしないようにしようとか。今度新企画について詳しく聞いてみよう。とか仕事に興味を持ってくれるようになります。
そうすると、自然にプラスアルファでこういう情報っていりますか?って聞けるようになるんです。目的意識が揃うから。
仕事に意味を見つけるとか仕事が楽しくなるとかってこういう些細な仕事の振り方で始まるんですよね。
仕事の意味を伝え自分で考える環境が次の人に優しくなれる
仕事は1人でやるものじゃないんです。だからこそ仕事を依頼する人は仕事の意味を伝える事が大事なんです。そして伝えられた人は自分で考えてプラスアルファの優しさを足してあげることでスキルアップしていきます。
これを繰り返していけばみんなが優しい職場になります。
意味のない仕事なんてないし、目的がない仕事なんてありません。トイレ掃除してくれる人がいるから清潔な職場が保てるんです。こういった自分の会社以外の人にも感謝して仕事を進めていきましょう。
自分もお茶汲みお茶出しとかしてましたけど、どんな人が来てるんだろうとかちょっとワクワクしながらやってました。
とは言え、仕事は遊びではありません。自分から進んで動いていく必要があります。自分の時間を売って給料を貰ってるわけです。その金額に見合った仕事をしていきましょう。
新人社員が仕事でスキルアップする言葉「それ上司の仕事じゃありません」